あきさんの異常な提案

ダイバーシティのある生活を提案する人のダイバーシティの無い提案。

宝くじを買うのって情弱な人だけでしょって言うの情弱だよね。

宝くじを買うのって情弱な人だけでしょ」URL:http://blogos.com/article/76081/

という記事があった。

 

換金率が宝くじは45.6%。

一方の公営ギャンブルは75%だからこっちが良い。

だから、金が欲しいならギャンブルをするべきだ。

まぁ、それよりFXやら株の方がテラ銭少なそうな感じはするし、

踏み込んで考えれば、換金率が90%くらいあるらしいパチンコの方が良いって事になる。パチンコやスロットの儲けだけで生活している人間が存在する一方、馬券や車券のみで生活する事はほぼ不可能なのだ。

 

では、宝くじの場合何が良いのだろうか?

 

1.年5回しかないから、自制が効く。

公営ギャンブルは、代表的と思われるJRA:中央競馬で年間約3000レース以上。他のものを合わせれば2万回以上掛けることが出来る。パチンコ・スロットだって、やろうと思えばどこまででもできる。

しかし、宝くじは年5回しかない。(TOTOBIGとかロトとか入れると毎週あるけれど、話題になっていないのでパス)ギャンブルの様な中毒性が発生しないので、自分の判断の中で適切な額で楽しめるのだ。

 

 2.当たったら大きい。

 1に続いてバカっぽい書き方だが、宝くじの仕組みはみんなで30億集めて、運の良い奴から順番に13億分分けてあげる。と言っているようなもの。

仮に全員が10枚ずつ買っていれば100万人の中で一番運のいい人が6億だ。仮に全員が1000枚買えば1万人の中で1人。1000枚=30万円。1万人が30万円で投資なりギャンブルをやって、誰か1人でも6億行くだろうか?2000倍に増やすのは至難の業だろう。
そして、6億あったら勝ち逃げできる。3.時間がかからない普通に宝くじを買う時にどれだけの時間がかかるだろうか?1分もしないだろう。当たったかの確認だって、10枚くらいだったらすぐ終わっちゃう。他のギャンブルは準備して考えてを繰り返して、何とか当てようとする。しかし、どんなに多忙な人でも宝くじくらいは出来るのだ。どうだろうか、他のギャンブルに比べ「手軽」「自制が効きやすい」「1等が大きい」と立派に差別化が図れている宝くじを不当に非難する事はおかしい。そして、最も違うのはテラ銭が税金として使われるお金だという事だ。ギャンブルをやって負けたお金は1円もあなたの為には使われない。しかし宝くじだったら、負けたお金の40%は税金としてどこかで役に立ったりしている。税金と配当金を合わせれば87.4%が返ってくる。しかも高額な配当金の所得非課税を見込めば100%超えるのだ。それでも宝くじを買うのは情弱な人なのでしょうか?

 

補足

 じゃあ当たると言われている所にならぶのはどうだ?という声もあるでしょう。あれは、単純に並ぶのが好きと言う国民性と、並んでいる間のドキドキ感を時間をかけて買っているので、「余暇」みたいなもんです。

「余暇」に勉強しろと言うほど、この国は勤勉じゃなければ生きられないのだとすれば、本当に息苦しい国になったものだと思います。