大食い世界一決定戦を見た
大食い世界一決定戦を見た。個人的には例年より面白く、最大の要因は「強くてキャラクターの立ってる魔女菅原復活」ですが、MAXも良いキャラしてて面白かったなぁという感じですかね。
以下、素人の戯言です。
補足
・試合時間は注記がない場合30分とする。
・敬称略
1 記録(日本・アメリカ選手のみ)
アメリカ予選
食材:でかい骨なしフライドチキン(試合時間10分)
モリー 18(3.6kg)
パトリック 13(2.6kg)
ボブ 12(2.4kg)
トーマス 11(2.2kg)
日本vsタイ
ロシアン 19皿(4.25kg)
もえあず 17皿(3.75kg)
日本vs台湾
食材:ムール貝のリゾット
もえあず 15皿(6kg)
食材:混ぜラーメン
魔女菅原 23(4.6kg)
MAX 22(4.4kg)
食材:抹茶ミルクレープ
ロシアン 34(5.1kg)
※試合終了後の5分くらい
モリー 17’(2.55kg)
日本vsイギリス
食材:チキンシシケバブ(でっかい焼き鳥)
MAX 31(3.72kg)
食材:ロブスターサンド
魔女菅原 29(4.35kg)
ロシアン 24(3.6kg)
食材:エビチリ
もえあず (3.3kg)
日本vsアメリカ
食材:ニューヨークピザ(日本のモノより大きく固い)
モリー 29(4.35kg)
魔女菅原 26(3.9kg)
食材:ハンバーグ
MAX 24(6kg)
もえあず 19(4.75kg)
ボブ 20(5kg)
トーマス 16(4kg)
食材:すき焼き丼
パトリック 17(6.8kg)
ロシアン 16(6.4kg)
すき焼き丼の評価
まず、パトリックの評価について、アメリカのトップフードファイター「小林尊」が昨年1月に行われた第2回大会の説明を行っています。
パットバルトレッティクラスの選手が出場した場合、1時間以上あっても日本勢は勝てません。
ジャイアント白田の全盛期は2001年〜2002年ですが、その時の白田でもパットに勝てる可能性はゼロに近いです。
胃の許容量でパットが白田を上回り、スピード能力に関しては埋めがたい差があります。
ここで「パットバルトレッティ」と呼ばれているのがパトリック選手。
36秒で寿司40貫食べた白田に対して、埋めがたい差があると呼ばれるアメリカのスピード力。そして、あの白田より食べるというのだから試合になるわけがない。
引用元:TAKERU-KOBAYASHI BLOG: 日本対アメリカ その2 アーカイブ
一方、ロシアンの成績としては、vsタイでもえあずとチームを組み1.1倍程度。vsイギリスにて魔女菅原とチームを組み0.8倍強。
そのあたりから推測すると、もえあずの6kg食べたリゾットに対して、6.4kgくらいが予想され、水7.5~8リットル程度の許容量を予想。ちなみに、パットは11~12リットルとのこと。
そうすると、食べる習慣のないものとして「半熟卵」を入れた日本側が有利すぎるというクレームらしいですが、卵よりも食べ残しの多いアメリカ勢に対して、大食い選手権の米を残さないスタイルを指摘したことこそ、日本優位に戦う手段ではないのか?と。ルール上は食べ残しによる有利不利がない方法ですが、その方法に慣れている日本=ロシアン有利ではないかと。
多少苦手なものであっても、30分かけて胃の許容量に1.5リットルの差があれば許容量勝負になるような食材は不得手。固いNYピザも選択肢に入るが、おそらくピザのような食材で試合することになれば日本にも得意な選手はいない。
納豆等の好き嫌いが強く分かれるような食材を除けば、もっとも日本有利な食材であることに変わりはないものの、パトリック側からすれば許容量でもスピードでも劣る日本に対して妥協できる限界点こそ、卵入り丼ものじゃないのかと。
第4回に向けて過去の分析
第3回大会まで9人の日本代表が、アメリカと延べ12人分試合を行った。
第1回 ロシアン・三宅× 山本〇 アンジェラ×
第2回 ギャル曽根× もえあず・谷崎〇 山本×
第3回 菅原× もえあず・MAX〇 ロシアン×
2人戦では今回の勝利を含め、2勝1敗。特に今回は今までの日米戦でも一番の大差といっていい勝利でしたが、個人戦で1勝5敗。特にモリー・パットに5連敗中であるため、日本の勝利はモリー・パットに勝利することが最低条件。
過去の成績として魔女菅原を超えるとすれば、白田完全復活を除けば、許容量勝負の木下くらいじゃないだろうかと。30分の試合形式を考えたら山本より木下のほうが上だと思っているので、30分8~9kgの試合であればモリーに勝つ可能性はあると思う。
そうした、第2世代の白田・西川、第3世代の山本・菅原、第4世代の木下と並べた時に、白田・西川クラスまでMAX鈴木が成長すれば、悲願の初優勝が見えるのかなぁと思いました。
その他
魔女菅原が日本代表に帰ってくるのは、大食い選手権歴代最速クラスの先行力・顎力はもとより、あのキャラクター性で日本代表を鼓舞し続ける点が大きかったと思う。菅原さんに卒業を言い放ってから、vsモリーの舞台を作るところが本当に口惜しいというかなんというか。
MAX鈴木は自分より年上なのに、弟キャラみたいですごく好き。キャラクターが良い。今年の秋で復活した元キン山本にしっかり2杯差食らいつけて勝ってほしい。
もえあずは現役女子四天王(もえあず・ミスさちよ・ゆりもり・服部さん)の中では一番スピードがあるイメージ。なんだかんだ言って一番絵になるので、16年春は復帰組や、15秋に台頭したおしんちゃんに世界戦2連勝のパワーを見せつけてほしい。また、アキバ萌え文化の代表フレーズ「萌え 萌え キュン」が世界に轟きだしているのがちょっと面白い。
ロシアンはなんだかんだでもえあずに対して劣る所を見せていない印象。特に一番現役期間が長いのでキャプテンとして立ち回りがしっかりしていたなぁと。Wエース体制を考えると、キャプテンはこのポジションが一番いいのかもと。
胃力はともかく、チームワークとしては過去最高だと思われた第3回メンバー。春・秋の大会を経過して、どんな形になるのかという「1つの筋」があることを意識して、今年の大食い選手権を進めてほしい(本戦の中に30分ルールを入れてみるとか、16年秋大会は、そのまま17年元日日本代表選考会を兼ねているとか)
補足
その後、マツコの知らない世界「小林尊」を見た。
ベタに山本・菅原・鈴木・??でチーム作って、コーチに白田を招いて日本でトレーニングし、ニューヨークへ行って小林尊も招いた練習をしてから、アメリカと戦ってほしいなぁ。
そうなると、マツコの知らない世界特別篇・ゲスト有吉(有吉さんは大食いに結構くわしいのだ)でどうでしょうTBSさん(マテ