あきさんの異常な提案

ダイバーシティのある生活を提案する人のダイバーシティの無い提案。

NATCLE GAME 1st レポート(仮)

 本日、ついに再始動した知的心理ゲームイベント「NATCLE GAME」の第1回目がありました。

 今回は、「OUTFOX Question」というゲームを使い、脱出ゲームアイドルや、開成高校*1卒の構成作家学習院大学卒の声優や、東京大学出身の芸人というそうそうたるメンバーを、絶対王者青木瑠璃子が迎え撃つ「side CLEVER」と、とんちんかんなことをしゃべり続ける6人を迎えた「side NATURE」の2本構成になっています。

 前身のイベントより「賢い人たちがお金を巡る頭脳戦」と、「先ほど見た高度な頭脳戦を「天然」と呼ばれる人たちがやるとどうなるか?という実験」の2本立てになっています。

(基本的に敬称略ですよー)

 

1.絶対王者青木瑠璃子

 前身の第1回大会で行われたゲームは

  1.親が対戦相手(以下「子」)を選ぶ。

  2.親と子は、「ぐ」「ち」「ぱ」の頭文字で始まる言葉を1つ考える

  3.じゃんけんの要領で勝ち負けを決め、勝った方がその言葉の文字数駒を進める

 というのを繰り返して先頭に立つとボーナスポイントで優勝できるというゲーム。

 これに交渉(次に出す言葉等についてお金等を使って約束をつける)や、契約(2人で契約書を交わすことで、ゲームに関することならほぼなんでもOK)という要素を加えた心理ゲームでした。

 第1回大会では「ち」で始まる「朝鮮民主主義人民共和国」、「ぐ」で始まる「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国」というキラーワードを用意し、2位であり、1人と協力体制を築く友池さんを1マス差で退けています。

 最も、この大会で駒を進めるにはじゃんけんで勝利しなければなりませんが、哲ひとさんがピカソの本名

パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ファン・ネポムセーノ・マリーア・デ・ロス・レメディオス・クリスピアーノ・デ・ラ・サンティシマ・トリニダード

(引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/パブロ・ピカソ

  を出し、じゃんけんで勝てば逆転という場面もあり(結果は「ちえのわ」に負けて進めず)勝利したものの圧勝というには難しい結果でした。

 しかし、私が不参加だった第2回大会では「4人が5人との対戦に燃える中、ただ1人主催者側からいくらむしり取れるかというゲームをした青木瑠璃子」という情報。

 「哲ひと君とゲームが終わった時に「終わったっちゃ」と言ってた。青木さんがそういうことをするのは分かるとしても、哲ひと君そういう事をする人と思ってなかった」

 「点数が発表され、哲ひとさんが0点で、青木さんの点数が高くなってて」

 契約によって、哲ひとさんのポイントを青木さんに移すことができる上に「最後に終わったっちゃ」って言わなかったら破棄できるというオプションが付いていたらしい。

 そして、「青木瑠璃子恐ろしい」という感想から、絶対王者として君臨し始めたのだと思いました。

 

2.side CLEVERメンバー

 絶対王者青木瑠璃子に挑む残りの4人は

 ・学習院大学卒業の才女でありながら、もっともNATUREに近いのでは?と呼ばれた声優の一木千洋

 ・脱出ゲームを手掛ける株式会社SCRAPのアイドル「ラストクエスチョン」からやってきたひらめきの天才僧侶安藤ひかる

 ・構成作家を生業とし、一字一句で不成立となるクイズの文法にも強そうな構成作家小林洋平

 ・東大卒の芸人としても有名であり、数多のクイズ番組でも結果を残してきた芸人田畑藤本藤本淳史

 

 前評判では、

  青木ー小林ラインが一番ベタだよね

  今回のルールなら2vs1はひっくりかえせるだろうから、OUTFOXで藤本が伸びるかどうか

  青木-一木ラインもあるだろうけど接点どうだろう?

 という感じで友人としゃべりながらあっという間に開演時間へ。

 

3.問題発表の衝撃

 青字でルール説明しながら、どんどん話を進めていこう。

 a.基本ルール

  ・ポイントの単位はNATCLE。
  ・優勝者には1NATCLEにつき1円の賞金が出る

b.出題について

  ・各プレイヤーは決められたテーマで「2問」問題を作る
  ・それぞれの問題には、1,000NATCLE単位で正解時のポイントを定めることができる。
  ・ポイントの上限は「2問合計で20,000NATCLE」
   (ルールに書かれておらず、それを破るプレイヤーがいなかったため、
    暫定的に下限は「それぞれの問題で1,000NATCLE」ではないかと)

 開演後の自己紹介もほどほどに、5名のプレイヤーが作った問題10問と、ジャッジの作った1問の計11問が発表される。それが下記の11問だ(一部省略・改題)

 Q1.鉛の元素記号は?(1,000)
 Q2.オススズメバチに唯一勝てるハチは?(1,000)
 Q3.ASIMOパーソナルモビリティの名称は?(1,000)
 Q4.スクリミンゴガイは、一般的にアメフラシと呼ばれている。〇か✖か?(14,000)
 Q5.アインシュタインが生まれた年は?(1,000)
 Q6.光ファイバーは、光のどのような特性を利用しているか?(1,000)
 Q7.アイマスシンデレラストーリーで「サイエンスホール」が出るのは何話?(12,000)
 Q8.アルカリ性に反応すると赤くなる液体の名前は?(1,000)
 Q9.リトマス試験紙の成分は何からできている?(11,000)
 Q10.空気中に3番目に多く含まれる気体は?(7,000)
 Q11.技術は英語で何という?(16,000)

 出た瞬間に「1,000ポイントが多い!」という空気に包まれた。
 事実、11問中6問が1,000ポイントであり、それ以外が5問しかない異常事態。
 合計しても、66,000ポイントしかないのである。
 上限が20,000だからと言って、MAX使わない戦法があるとはいえ、ジャッジの分を1,000と仮定しても平均13,000ポイントしかない。

 c.回答について
  ・それぞれのプレイヤーは11問中2問を選んで解答する。
  ・解答したプレイヤーは、クイズに正解すると、その問題のポイント分のNATCLEを獲得します。
  ・出題したプレイヤーは、自分以外のプレイヤーに正解されているとその問題のポイント分のNATCLEを失います。
  ・出題したプレイヤーは、自分以外のプレイヤーを不正解にさせると20,000から問題で指定したポイントを引いた残りを獲得します。
  ・出題したプレイヤーのポイント増減は、ゲーム終了時まで明かされません。このポイントをブラインドポイントと言います。
  ・この正誤判定の後に、(クイズに不正解だったら)ジャッジは問題が成立しているかどうかを判定し、不成立と判断された場合、出題したプレイヤーがクイズを不正解にさせた時に得られるポイントは無効となります。

 このゲームで一番難しいポイントです。

 例えば、1,000ポイントの問題の場合、

 ・正解者が出たら、出題者から正解者へこのポイントが移動する。ただし出題者側のポイントはブラインド
 ・不正解者が出たらジャッジが成立しているかを判定し、成立していれば出題者は20,000からポイントを除いた分をブラインドで獲得する。

 という形になります。
 そのため、「正解が間違っていても、回答者がその間違った正解を答えればポイントを獲得するが、不正解の場合は何も起こらない」という形を作ることが可能。

4.10問目までの解答

 2問目。1問目がスルーされたので最初に回答権を行使したのが安藤。解答はクマバチで、答えは二ホンミツバチ。通常ならば、これで出題者に19,000が入るものの、「唯一のハチ」という表現が「唯一という証明ができていない」事から不成立に。

 ブラインドポイント狙いで難しい問題を出した安藤が、問題不成立で回答権1つを無駄にしたと予想。

 4問目。小林が〇✖に挑むものの不正解。6,000ポイントがブラインドへ移動しましたが、不正解でもマイナスポイントは無いので、オープンポイント上は誰もポイントを獲得しておらず、出題者が小林とジャッジ以外の場合、このブラインドポイントが初めてのポイント発生になります。

 〇✖という形式の異様さが目立ち、丁半博打とはいえ、1正解:2不正解でもブラインドポイントがマイナスになる形から、これがどう得になるのか?という感がある問題。

 7問目。アイドルマスターの問題に、アイドルマスターシンデレラガールズにて声優を務める絶対王者青木と、小林の2回目の解答。青木が知っているという空気の中、青木が不正解となり、小林の一人正解に。この問題のブラインドポイントは、

 ・出題者が青木の場合、小林が正解した分の-12,000
 ・出題者が小林の場合、青木が不正解した分の8,000
 ・出題者がそれ以外の場合、2名の合計-4,000

 自分としては、この1問にて青木ー小林ラインは無いと切って予想を開始したが、この記事を書くまでブラインドポイントの計算に自分を含めているというミスを犯していたので、予想の起点が間違っていたことに。

 

 8問目。一木・藤本が解答を宣言。一木が「ヨウ素液」と外すものの、藤本が「フェノールフタレイン」で1,000ポイント獲得。

 ブラインドは

  ・一木が出題者の場合、藤本が正解したので-1,000
  ・藤本が出題者の場合、一木の不正解分-19,000
  ・それ以外の場合、2人の合計18,000

 比較的難しい問題が多い中、8問目・9問目は酸性・アルカリ性を区別する道具の問題。この2問を同じプレイヤーが作るというのは違和感しかないが、それすらも騙しの手段では?という予想も。

 10問目。藤本がきっちり正解を決めて7,000ポイントをゲット。出題者が藤本以外の場合、ブラインドにて7,000のマイナスが計上される。

 最もクイズ番組のような形の問題。「シンプル」「問題の意味は分かる」「答えは分からない」「トリビアにしやすい」と4拍子揃った良問だが、良問を作れるという点で予想がしやすくもある。

5.11問目の衝撃

 良問だった10問目を除けば、どの問題も「科学の40点」「科学の50点」みたいな問題が多い中、ラストにやってきた英単語問題。青木、安藤、一木の3名が挑戦。 

 一木のスペルミスが露呈するという問題もあったがそれ以上に青木の回答「てくのろじー」に会場のざわつきが止まらない。

 回答を開くとそこには「てくのろじー」。おそらく科学技術館サイエンスホールのステージ史上もっとも人を食ったような6文字が青木に16,000ポイントを与え、ブラインドのプラスポイントが不成立なため、青木以外が出題者の場合マイナス16,000ポイントを記録した。

 

 ここまでをまとめると

 問題正解によるオープンポイント
  青木:16,000(Q11)
  小林:12,000(Q7)
  藤本:8,000(Q8,10)
 出題者へのブラインドポイント
  Q4:小林以外(が出題者で)、6,000
  Q7:青木-12,000 小林8,000 それ以外-4,000
  Q8:一木-1,000 藤本19,000 それ以外18,000
  Q10:藤本以外-7,000
  Q11:青木以外-16,000

  1,000ポイントが連発したが、それ以外の5問中2問は正解者無し(OXは不正解1、リトマス試験紙は回答者もなし)

 Q7での青木小林、Q11での青木安藤一木の形から、青木小林、青木安藤、青木一木の線は薄く見えたのが正直なところ。

6.OUTFOXパート

 ここから誰が何を出題したかを当てるパートへ進みます。

 d.出題者当て
  ・自分以外の4名のプレイヤーがそれぞれ何を出題したかを予想します。
  ・解答は4名x2問=8問。
  ・的中した場合、的中された側から、した側へ5,000ポイントを移動させます。
  ・また、ジャッジが作成した問題を8問の解答の中に入れている場合、-10,000ポイントとなります。

 予想中、ジャッジ哲ひとより、「判定を行っていない問題の中で1問不成立な問題があった。Q6は提示された解答が間違っている」という発言があり、不成立が3問という展開。そのうち「てくのろじー」を除くQ2,Q6について、出題者が一木ではないかという推理が展開されていく。

 問題作成者は以下の通り
 ( ()の中の数字はブラインドのポイント )

  青木 Q5(アインシュタイン),Q11(てくのろじー)
  安藤 Q3(ASIMO),Q8(赤くなる液体(18,000)
  一木 Q2(ハチ✖),Q6(光ファイバー✖)
  小林 Q1(鉛),Q7(アイドルマスター(8,000))
  藤本 Q9(リトマス試験紙),Q10(空気中の3つ目)
  ジャッジ Q4(〇✖問題)


 問題正解のオープンポイント+出題のブラインドポイントは、
  青木:16,000 + 0 = 16,000
  安藤:0 + 18,000 = 18,000
  一木:0 + 0 = 0
  小林:12,000 + 8,000 = 20,000
  藤本:8,000 + 0 = 8,000

 と、小林が逆転していたという展開。自身の問題に正解し、だれか1人が間違え、その問題が成立すると1問で20,000点であり、そこをきっちり決めてきたのが大きい。2着に着けた安藤は、一木の不正解19,000点から藤本の正解1,000点を引いた18,000点。
 また、今回のcleverで他人の問題を正解したのは藤本の「フェノールフタレイン」だけ。というのが浮き彫りになる。

 とはいえ、青木、安藤、小林が4,000ポイント差に収まっているというのは、OUTFOXパートでの1正解・1被正解で逆転する範囲である。

 

 問題予想の結果は、

  青木 全問正解
  安藤 小林Q1と青木Q5が不正解(6問正解)
  一木 安藤Q8と藤本Q9が不正解(6問正解)
  小林 全問正解
  藤本 青木Q5、安藤Q3、一木Q2、小林Q1が不正解(4問正解)+ジャッジのペナルティ

 

 ポイントに直すと

  青木 8問正解ー6つ当てられ = 10,000
  安藤 6問正解ー6つ当てられ=0
  一木 6問正解ー7つ当てられ=-5,000
  小林 8問正解ー6つ当てられ= 10,000
  藤本 4問正解ー7つ当てられージャッジ = -25,000

 ここにきて一気に藤本が沈む展開であり、1ミスの安藤と、0ミスの青木小林が10,000点の差をつけることになる。

 1位 小林 40,000点
 2位 青木 36,000点
 3位 安藤 18,000点
 4位 一木 -5,000点
 5位 藤本 -17,000点

 これがこの段階の点数である。

7.クライマックス

 NATCLE GAMEには、もう1つ要素(ヨウ素ではない)が残っている。  

 (ヨウ素は、予測変換で出てきたので、どこで出てきたか思い出そう)

 契約である。

 契約といえば、冒頭「絶対王者青木瑠璃子」で説明した、哲ひとポイントをまるまるもらう方式だ。もらわれる側は0NATCLEになる。

 「5位 藤本淳史 -25,000NATCLE」

 東大の看板を引っ提げてきたが、OUTFOXでは一人外しの場面や、ジャッジペナルティを払うなど一気に崩れた印象。

 「4位 一木千洋 -5,000NATCLE」

 2問とも問題不成立だったため、side CLEVERに必ずいる「NATURE枠」と呼ばれてしまい、回答権も「ヨウ素液」「tecology」で全滅。きっちりOUTFOXでパーフェクトを決めればマイナスにはならなかったのだが…という印象。

 そして、3位が公開されたときから、会場のざわつきが加速する

 「3位 小林洋平 0NATCLE」

 正解していて、OUTFOXパーフェクトで0NATCLEのわけがない。

 第2回大会の目撃者や、噂を聞いたものは次の答が予想できていたのではないだろうか。1位と2位はポイントが先に出され、そのあとから名前が出てくる

 「1位 青木瑠璃子 76,000NATCLE / 2位 安藤ひかる 18,000NATCLE」

 2位の安藤に58,000NATCLEもの大差をつけた完勝である。

 

 ポイント発表後、2通の契約書が受理されていたことが明らかになる。

 1通目は「小林のNATCLEを1NATCLE=1円で青木が買い取る(青木・小林)」

 2通目は「終了時にNATCLE GAME 最高!*2と言ったら、一木のNATCLEを安藤に渡す(安藤・一木)」

 キーワードを言わなかったため、ポイントの移動は無し。

 契約書上は青木小林vs安藤一木vs藤本となっているが、女帝青木の口から、今回の犯行計画作戦が話される

 1.小林と組むことは12月(イベントは1月30日!)から話をしていた。
 2.小林を裏切り、青木安藤一木の3人で組む計画を立てた
 3.契約書が2人までしか結べないと知り、当初の青木小林組で進めることになった。

 4.ゲームプランは、問題をすべて1,000NATCLEにして、それを間違えた時の主出題者ブラインド19,000NATCLEを狙う

 裏切りを警戒した小林は、「買い取り」という契約にすることで自分が稼いだNATCLEは自分が現金として持ち帰れるようにし、事実青木よりも多く現金を持ち帰ることに成功。

 また、安藤もQ2で自分の作った問題を答えるプレイヤーがいないことから、青木と組めていないことを察知するなど、CLEVERな立ち回りを披露。

 その安藤が作った難問を解いた藤本は一矢報いる展開ではなかったのだろうか。

 そして、女帝青木は「誤った解答の高ポイント問題を作る事によって、他プレイヤーの手番を1つつぶしつつ、自分がポイントをかっさらっていく」という離れ業を見せつけた。

8.作戦に関するメモ

1.契約で2人タッグ(Aさん、Bさん)を作る。
2.超難問1,000点問題をそれぞれ2つ作り、相方の問題を間違える
3.すると、ブラインドで19,000点が4回入ってお互いに38,000点
4.契約でAさんの方にポイントを集めれば76,000点

2b.超難問1,000点と、回答が誤っている不成立19,000点問題を作り、1,000点は間違えあう
3b.安易な19,000点は「正解を間違える事で回答してきたプレイヤーの手番を1つつぶしつつ、自分は正解する」
4b.難問不正解のブラインド19,000に、不成立問題正解の19,000でお互いに38,000点
5b.契約でAさんの方にポイントを集めれば76,000点

こんな感じかねぇ。

 

※今後の予定

1.31日感想戦の情報が来たら乗せる

*1:東大進学者数No1の進学校

*2:このキーワードはちゃんと覚えてないです

大食い世界一決定戦を見た

 大食い世界一決定戦を見た。個人的には例年より面白く、最大の要因は「強くてキャラクターの立ってる魔女菅原復活」ですが、MAXも良いキャラしてて面白かったなぁという感じですかね。

 以下、素人の戯言です。

 

補足

・試合時間は注記がない場合30分とする。

・敬称略

 

1 記録(日本・アメリカ選手のみ)

アメリカ予選

食材:でかい骨なしフライドチキン(試合時間10分)

モリー 18(3.6kg)

パトリック 13(2.6kg)

ボブ 12(2.4kg)

トーマス 11(2.2kg)

 

日本vsタイ

食材:チキンパッタイ米粉麺と鶏肉・野菜を炒めたもの)

ロシアン 19皿(4.25kg)

もえあず 17皿(3.75kg)

 

日本vs台湾

食材:ムール貝のリゾット

もえあず 15皿(6kg)

 

食材:混ぜラーメン

魔女菅原 23(4.6kg)

MAX 22(4.4kg)

 

食材:抹茶ミルクレープ

ロシアン 34(5.1kg)

※試合終了後の5分くらい

 モリー 17’(2.55kg)

 

日本vsイギリス

食材:チキンシシケバブ(でっかい焼き鳥)

MAX 31(3.72kg)

 

食材:ロブスターサンド

魔女菅原 29(4.35kg)

ロシアン 24(3.6kg)

 

食材:エビチリ

もえあず (3.3kg)

 

日本vsアメリカ

食材:ニューヨークピザ(日本のモノより大きく固い)

モリー 29(4.35kg)

魔女菅原 26(3.9kg)

 

食材:ハンバーグ

MAX 24(6kg)

もえあず 19(4.75kg)

ボブ 20(5kg)

トーマス 16(4kg)

 

食材:すき焼き丼

パトリック 17(6.8kg)

ロシアン 16(6.4kg)

すき焼き丼の評価

 まず、パトリックの評価について、アメリカのトップフードファイター小林尊」が昨年1月に行われた第2回大会の説明を行っています。

 パットバルトレッティクラスの選手が出場した場合、1時間以上あっても日本勢は勝てません。

 ジャイアント白田の全盛期は2001年〜2002年ですが、その時の白田でもパットに勝てる可能性はゼロに近いです。

 胃の許容量でパットが白田を上回り、スピード能力に関しては埋めがたい差があります。

 ここで「パットバルトレッティ」と呼ばれているのがパトリック選手。

 36秒で寿司40貫食べた白田に対して、埋めがたい差があると呼ばれるアメリカのスピード力。そして、あの白田より食べるというのだから試合になるわけがない。

 引用元:TAKERU-KOBAYASHI BLOG: 日本対アメリカ その2 アーカイブ

 

 一方、ロシアンの成績としては、vsタイでもえあずとチームを組み1.1倍程度。vsイギリスにて魔女菅原とチームを組み0.8倍強。

 そのあたりから推測すると、もえあずの6kg食べたリゾットに対して、6.4kgくらいが予想され、水7.5~8リットル程度の許容量を予想。ちなみに、パットは11~12リットルとのこと。

 

 そうすると、食べる習慣のないものとして「半熟卵」を入れた日本側が有利すぎるというクレームらしいですが、卵よりも食べ残しの多いアメリカ勢に対して、大食い選手権の米を残さないスタイルを指摘したことこそ、日本優位に戦う手段ではないのか?と。ルール上は食べ残しによる有利不利がない方法ですが、その方法に慣れている日本=ロシアン有利ではないかと。

 多少苦手なものであっても、30分かけて胃の許容量に1.5リットルの差があれば許容量勝負になるような食材は不得手。固いNYピザも選択肢に入るが、おそらくピザのような食材で試合することになれば日本にも得意な選手はいない。

 納豆等の好き嫌いが強く分かれるような食材を除けば、もっとも日本有利な食材であることに変わりはないものの、パトリック側からすれば許容量でもスピードでも劣る日本に対して妥協できる限界点こそ、卵入り丼ものじゃないのかと。

 

第4回に向けて過去の分析

 第3回大会まで9人の日本代表が、アメリカと延べ12人分試合を行った。

 第1回 ロシアン・三宅× 山本〇  アンジェラ×

 第2回 ギャル曽根× もえあず・谷崎〇 山本×

 第3回 菅原× もえあず・MAX〇 ロシアン×

 

 2人戦では今回の勝利を含め、2勝1敗。特に今回は今までの日米戦でも一番の大差といっていい勝利でしたが、個人戦で1勝5敗。特にモリー・パットに5連敗中であるため、日本の勝利はモリー・パットに勝利することが最低条件

 過去の成績として魔女菅原を超えるとすれば、白田完全復活を除けば、許容量勝負の木下くらいじゃないだろうかと。30分の試合形式を考えたら山本より木下のほうが上だと思っているので、30分8~9kgの試合であればモリーに勝つ可能性はあると思う。

 そうした、第2世代の白田・西川、第3世代の山本・菅原、第4世代の木下と並べた時に、白田・西川クラスまでMAX鈴木が成長すれば、悲願の初優勝が見えるのかなぁと思いました。

 

その他

 魔女菅原が日本代表に帰ってくるのは、大食い選手権歴代最速クラスの先行力・顎力はもとより、あのキャラクター性で日本代表を鼓舞し続ける点が大きかったと思う。菅原さんに卒業を言い放ってから、vsモリーの舞台を作るところが本当に口惜しいというかなんというか。

 MAX鈴木は自分より年上なのに、弟キャラみたいですごく好き。キャラクターが良い。今年の秋で復活した元キン山本にしっかり2杯差食らいつけて勝ってほしい。

 もえあずは現役女子四天王(もえあず・ミスさちよ・ゆりもり・服部さん)の中では一番スピードがあるイメージ。なんだかんだ言って一番絵になるので、16年春は復帰組や、15秋に台頭したおしんちゃんに世界戦2連勝のパワーを見せつけてほしい。また、アキバ萌え文化の代表フレーズ「萌え 萌え キュン」が世界に轟きだしているのがちょっと面白い。

 ロシアンはなんだかんだでもえあずに対して劣る所を見せていない印象。特に一番現役期間が長いのでキャプテンとして立ち回りがしっかりしていたなぁと。Wエース体制を考えると、キャプテンはこのポジションが一番いいのかもと。

 

 胃力はともかく、チームワークとしては過去最高だと思われた第3回メンバー。春・秋の大会を経過して、どんな形になるのかという「1つの筋」があることを意識して、今年の大食い選手権を進めてほしい(本戦の中に30分ルールを入れてみるとか、16年秋大会は、そのまま17年元日日本代表選考会を兼ねているとか)

 

補足

 その後、マツコの知らない世界小林尊」を見た。

 ベタに山本・菅原・鈴木・??でチーム作って、コーチに白田を招いて日本でトレーニングし、ニューヨークへ行って小林尊も招いた練習をしてから、アメリカと戦ってほしいなぁ。

 そうなると、マツコの知らない世界特別篇・ゲスト有吉(有吉さんは大食いに結構くわしいのだ)でどうでしょうTBSさん(マテ

人狼10・11・13村雑感

思っているほどテンプレ強しじゃなくて、奇襲戦法も有りなんだな

と思った。

 

見ている環境について

1.るる鯖11A

 人狼オンラインでも流行の11村。

 村6・狼2・占霊狩狂欠け有りの組み合わせ。5吊り奇数進行なので、無駄吊り2回できる事から、2-2両役職ローラーでも間に合う、村有利な設定。バランス取れてるとしてプレイされるが、村勝率6割と言われている為、バランス取れてないような気もする。

2.人狼最大トーナメント欠け無し

 11Aと比較すると

 ・1人少ない
  ・5吊りから4吊りになるので、1吊り分村が不利
  ・とは言え、偶数進行なのでRPPということを考えると、村村狼狂でも負け確定じゃないので、総合すれば0.6~0.8吊り程度の不利かと。

 ・初日の占い情報が無い。
  ・GJなければ、占い情報は8>6>4の3回しか情報が出ない。
  ・11Aの場合、最大で11>9>7>5>3で5回だから2回は不利。
  ・真村村狼でも、村が両方グレーなら十分狼殴り勝てる。
 というあたりを考えると、50%あるいは55%程度狼有利な村だと推定される。

3.人狼最大トーナメント欠け有り

  2で狼有利という推測がされる中、欠け有りは一般的に狼有利になるルールなのでそれ以上に狼有利だと推定される。

  他の人狼の感覚で最大トーナメントを見ると「人狼勝ちすぎ」という印象は持ちそうであるが、1回・2回はメンタリスト村人という公式チート(第1回1戦目の、印象のみで2人狼当てたDaigoさんとか)の村勝ちもあり、オンラインよりはオフラインの方が村の情報が多くなるので、最終的には10人欠け有りが一番バランス取れてるのか?と推測。

4.人狼TLPT・アルティメット

 スリアロ村も同じっぽい13村欠け無し(村6・狼3・占霊狩狂)。初日に白を1つもらった状態でスタートするので、オンライン系と若干違いますが、黒進行が機械的に進むので、それを排除するエンターテイメント性があるのでは?とも。

 6吊り4人外なので、11Aと同じ無駄吊り2回OKですが、狼1露出していても、潜伏2なので黒出しできない占いだと勝てないんじゃないかという印象は少し。

 そしてそれ以上に連続ガード不可というのが機械的進行を妨げる要因ですな。

最近読んでいる人狼初心者向けマニュアル

yaroad99.blog.fc2.com

 読み物として面白いというのも有りますが、機械的進行を信仰していた所があるので、目が覚めたような感じがします。

 

機械的進行とは?

 中級者一歩手前の初級者に多く、オンライン1000戦以上していても引っかかりやすいのが、オンライン特有の「定義されていないルール=アリントン・ルールを絶対とする人」です。この人達が多いと機械的な進行になります。

 この話をとうとうとするblogが今後始まるわけですが(ゲフンゲフン

 一言で言えば必勝法じゃないくせに面白く無いっていうのが。

 まぁ、17村くらい長くなったり、オフラインのような非言語情報があると楽しい(そもそも人狼ゲームの元になった「マフィア」は昭和61年生まれでパソコン通信が始まった直後だし、そのマフィアでさえヨーロッパの伝統的な遊びだしさ)

 

 というわけで、1歩さきゆくスリリングで、直感と質問を使えるような、人狼オンライン11人村講座(筆者初心者につき、変更有り)がはじまーるーよー(多分)

人狼最大トーナメント3 女だらけの…【ネタバレあり】

人狼最大トーナメント3のネタバレ及び、私の解説です。

私の人狼歴は約40戦(オンライン)で、大体11~13人村が中心。
あと、ワンナイトはリアルで40戦くらいした程度。
まぁ、中の下~下の上程度でしょうか。

 

そんな私の力量ではありますが、簡単なゲームの流れ及び、プレイヤーの感想等を幾つか。

 

1戦目

初日、投票までCO*1無く、投票に寺島が霊能CO*2

2人に2票入っている状態から、最後の2人がフヅキに投票し、3人決選投票。
市民COする2人のうち星合、していないフヅキの2名に集まり、フヅキが吊られました。夜はグレー*3の貞升が噛まれる。

二日目、寺島の霊能結果でフヅキの黒が出る*4。対抗*5が居ないため真目*6で見られ、フヅキに投票しなかった優木、決選投票でを狼の身内切り*7をした魚谷が黒く見られる出だし。

途中、戸倉の占いCOに対して対抗が出ず、1-1進行*8となり、魚谷吊り。夜は霊能COした寺島が噛まれる。

三日目、戸倉が昨日3番手グループとして疑われた結を占い白出し。昨日からの流れで優木が吊られ、市民側の勝利。

内訳)人狼 フヅキ・優木 狂人 マミルトン
   占い 戸倉 霊能 寺島 騎士 結

解説)人狼スペシャリストとも呼ばれたTLPT陣2名と、第1回MVP結の3人が村側役職を固め、役決めの段階から村勝ちの空気が強い形に。

人狼は結果的には両潜伏*9となり、狂人目線でのLWが見つからなかったことから、人狼側が効果的に動くことが出来ず、最終日を待たずして決着が付くことに。

 

2回目

初日、占いを出す動きが出て、ペグ*10の問題を考える中、占いor霊能が出るかどうかという多数決へ。霊能出しの流れとなり、寺島が霊能CO。4人に2票が集まる中、最終投票者の結が山口に3票目を投票。夜に戸倉が噛まれる。

二日目、星合が占いCO。貞升の占いCCOが出て2-1進行、結パンダ判定(黒星合)。また昨日の山口投票3人の中に、貞升・結が含まれたことから、結吊りへ。夜に星合が噛まれて占いの真贋について、村のコンセンサスが取れていく展開。

三日目、残った貞升を狂人と見て、PP*11回避を含め貞升吊りへ。夜はグレーの中で白く見られていた優木が噛まれる。

四日目、残った4人のうち、三日目に寺島が騎士に対して、ガード先を霊能である自分へ、そして生き残ったらCOして欲しいという所から、マミルトンが騎士CO。残ったフヅキ、魚谷の殴り合いとなり、騎士COを疑ったフヅキが寺島・マミルトン・魚谷から投票され吊られる。

夜にマミルトンが噛まれ、狼勝利。

内訳)人狼 魚谷・結 狂人 貞升

   占い 星合 霊能 寺島 騎士 マミルトン

解説)初日0-1から、2日目頭に2-1展開へ。10人村で初日市民を吊っている為、村側は残りノーミスで進めないと間に合わない中、占いが黒出しに成功し、騙り占いも吊れ、最後の4人のうち、2人が役職COに対抗無しといういい形で進められたものの、LW(LW:ラストウルフの略。最後の人狼という意味)魚谷が真霊能、真騎士を疑わず、グレーのフヅキが騎士COを疑った所で、魚谷vsフヅキの殴り合いは決着した感じが。

 

3回戦

役欠け有りでスタート。

初日から積極的に魚谷が役COを促し、魚谷占い、星合霊能、フヅキ霊能の順でCO。1-2進行となった所で、投票中に寺島の占いCO。霊能ローラーが強く主張され、フヅキ吊り。夜は山口が噛まれる。

二日目、出方や対抗への黒出しのある寺島対、戸倉への白出しをした第1COの魚谷の信用勝負へ。星谷の対抗フヅキへの白判定から、寺島不利な形へ。

寺島を強く疑う結と、寺島が信用を呼びかける優木という構図を作り、寺島が吊られ、対抗の魚谷が噛まれる。

三日目、魚谷が噛まれたことから、2-2ローラー完遂しても1吊り余る事と、寺島を黒判定し、霊能の仕事がなくなったことから星谷吊りの主張があるものの、ステ目だったマミルトンが吊られ、寺島と強く対抗していた結が噛まれる。

四日目、残った霊能が真アピールしたことから、PPが無くなり、真で見られていた魚谷の白出し相手戸倉が残った事から、貞升と優木の殴り合いへ。終始悩み続けステ目の貞升が、会話を続ける優木に対し、見えてない事=村と思われ勝利。優木吊りへ。

夜に戸倉が噛まれ、人狼側の勝利

内訳)人狼 寺島・貞升 狂人 フヅキ

   占い 魚谷 霊能 星谷 騎士 戸倉

解説)欠け有りという中、真占が積極的に役公開を主張する展開。反対意見もありながら、真占→真霊COし、狂人が霊能CCO。初日は霊能ローラーが主張される中での、人狼が占いCCOする初日。

二日目は強引な4人目の占いCCOからの対抗黒出しが咎められ、真占いが噛まれたことからグレーが狭まらない力戦展開になりました。

三日目、四日目と、ステ目吊りの可能性もあったLWですが、2回の投票と、騎士のガードを上手くすり抜る嚙みで勝利。

 

各プレイヤーごとの評価

点数は「自分が思う、試合前の評価(初見6.0点満点)と、今日の強さ(6.0を普通とする10点満点」です

 

マミルトン(実況者)4.0-5.0 ✕狂人ー✕騎士ー✕市民

経験:けっこう初心者。

初戦は驚きの白さを見せた狂人でした。1-1進行の村勝ちというだけで、ステルス狂人が戦犯に上がりやすいですし、初日に人狼が吊られた段階で、2日目に占い騙りに混ざれ無いと厳しいなぁと。

二戦目は騎士COまでは良かったものの、最後に人狼に誘導されたのが悪印象。三戦目もステ目で吊られてしまったりと、活躍は出来なかったものの、着実にレベルアップしているので、経験をしっかり積んでおけば、比較的白くみられるタイプなので、化けるかもしれません。


山口恵梨子(将棋棋士)6.5-6.5 ◯市民ー✕市民ー✕市民

初戦のワンサイドゲームをしっかりと仕留めてくる直感の良さから、二戦目は結特攻、三戦目は初日嚙みとプレイ時間が短かった。

真贋の読みが鋭く、3回とも市民だった事がプレイ時間を短くしてしまった要因かと。


貞升南(将棋棋士)5.5-7.0 ◯市民ー◯狂人ー◯人狼

発言は少なめなもの、初戦では能力者の代わりに初日で噛まれ、2戦目では、1-1進行のワンサイドゲームを防ぐ占い騙りをし、3戦目では騙りに行った狼のかわりに生き残るなど、各回でQS*12をしている。こういう人が居ないとゲームが成り立たず、結果として唯一全勝している派手さはないものの棋士っぽい。


星合志保(囲碁棋士)5.0-6.5 ◯市民ー✕占いー✕霊能

非常にしっかりと論理建てており、役職持ちの2・3戦目は真に見られる出方をするなど、優秀な動きは見せたもの、3戦目の4日目で狂人騙り出来ずに負けてしまうなど、敗因になる動きをしてしまったのが勿体無い。


魚谷侑未(麻雀士)6.0-7.5 ◯市民ー◯人狼ー✕占い

本日のMVPにして、2試合目での相方結を切るスピード、最後にフヅキ吊りを誘導する所などのインパクトが強すぎる狼が強い人。反面、初戦は人狼との2択で吊られたり、3戦目では役オープンを進めた結果、展開の割りには信用が増えずに敗着するなど、村側で強い印象はあまり無い。

とはいえ、2試合目が鮮やか過ぎるのでMVPは納得の結果です。


寺島絵里香(人狼TLPTデイジー役)7.5-5.5 ◯霊能→✕霊能→◯人狼

初戦、2戦目の対抗すら出させない霊能の出方は流石ではあるものの、3戦目は出ざるを得ないとはいえ、投票中に騙って信用を得られずに吊られたり、2戦目の殴り合いで負ける所など、前評判に比べると失敗した日に見える。狼は元より、人間の時の読みの鋭さが印象的な人だったので、市民を引けなかったのも評価の基準かなぁなんて。


都倉 伶奈(人狼TLPTキャシー役)7.0-6.0 ◯占い→✕市民→✕騎士

初戦をきっちり勝ち切る流れを作り、2試合目は初日噛まれるなど、QSしていたが、ミスリード先輩のミスリードが冴え渡った3戦目が勿体無いという印象。


優木かな(声優)5.5-6.0 ✕人狼ー✕市民ー✕市民

初戦では、初手人狼かつ狂人ニートという厳しい展開をなんとか3日目まで持って行った裏MVP。2戦目では、最終日の殴り合いで誘導出来ないため噛まれ、3戦目でも、ステ目人狼と殴り合ったものの、殴れない方が市民っぽいという評価で散った全敗者。勝ち試合こそなかったものの、経験者としての力強さはあった印象。


結(女優)7.0-6.5 ◯騎士ー◯人狼ー✕市民

二戦目の強引な3票目は人狼すぎる動きかつ、人狼を守れてないので悪手に見えますが、初戦の騎士潜伏の仕方や、三戦目の強烈な寺島との対立軸など、全体的にゲームを進める強い動きがあった印象。消耗戦になりやすい戦術ではあるものの、悪い動きは少ないという印象です。


フヅキミユウ 5.0-5.0 ✕人狼ー✕市民ー◯狂人

初戦での初日吊られや、二戦目での騎士疑いからのミスリード展開など、最初の二戦で敗着へ繋がる展開を作ってしまった印象が強いです。三戦目も霊媒騙りのタイミングが遅く、比較的効果が薄くなった結果初日吊られ。周りの手練と比較すると、まだまだ厳しいのかなぁと思いました。

 

個人的な評価。

自分の実力なんて5.0~5.5くらいですが(恥

寺島絵里香 7.4:初心者が多くなると乱れに見える印象。

結 7.1:逆に手練しか居ない世界だとどうなるのか。

都倉伶奈 7.0:ステイ

- 7.0 もはやプロ級な人達 -

魚谷侑未 6.8:狼だと7点台に強いが、村でも疑われる分を引いて。

山口恵梨子 6.6:初日にやられる率の高さから。少し上げ。

優木かな 6.2:狼でも市民でもきちんと戦える基礎力。

貞升南 6.1:最終日のLWは見事。下手目で見てすみません。

- 6.0 経験も技術もある一人前プレイヤー -

星合志保 5.8:経験値が上がればどんどん強くなりそう。

筆者 5.5:狼の経験値が少ないですし。

フヅキミユウ 5.1:自分とそこまで大差なさそうなので。

- 5.0 初心者村卒業している人 -

マミルトン 4.8:まだまだ初心者。

 

総括

麻雀で「デジタル」vs「アナログ」という話題があります。

アナログというのは、対面での非言語的情報。流れとか、仕草とかを重視していくスタイル。一方デジタルは、確率を重んじて、何千局の中での勝率を考えるスタイル。

よく思うのは、TLPTは比較的アナログであり、初日のゾーニング戦法などから、ラインを読んで、能力者の真贋決め打ちを素早くパーフェクト勝利まで狙っていく。一方の棋士は最後の最後まで読み欠けを嫌い、最終日の殴り合いで勝てるかどうかからの逆算で戦うという部分が「アナログ」vs「デジタル」に見えるなぁと。

そういう意味で言えば、CO情報を多くして、COプレイヤーとのラインで戦うのはデジタル的であり、特にオンラインチャット人狼の場合は仕草等が無い為デジタル的な戦術が発達しやすく、コメントを読む限り、スリアロもオンライン=デジタル戦術が多い事から、棋士・雀士はデジタル的な戦法が多かった印象はあります。

一方のTLPTやTLPTファンの優木さんは比較的アナログな情報を整理しながら戦っていく。アナログ戦術のメモ無しは慣れていないと議論についていけない高度さがあり、経験値の少ないメンバーが悲鳴を上げるのも納得が行きます。

TLPTやアルティメットと違い、初心者~ベテランが入り乱れて戦うメタ性も面白さの一つで良いんじゃないかなぁと思います。

 

初級者レポートですが、自分も鍛えて中級者(6.2くらいには自称したいですね)になれるように頑張ります。

*1:CO:役職を告白すること。カミングアウト

*2:霊能CO:霊能者をカミングアウトすること。霊媒師とも言う。

*3:グレー:COしておらず、占いに占われていない人の事を差す。この場合、真占いでも偽占いでも占われたと言われればグレーから外れる。

*4:黒を出す:占い・霊能が能力を使って誰かを人狼だと言う事。つまり、この黒というのは人狼という意味。反対に人狼ではないという結果をいうことを白を出すと言う

*5:対抗:誰かのCOに対して、同じ役職のCOをする人のこと。対抗が居なければその人が本物という事になる為、後から狂人・人狼が嘘をついて出てきたり、逆に先に狂人・人狼が嘘をついて出てきているのに対して、本物が対抗することがあります。

*6:真目:基本的には「CO情報の矛盾」が無いものの、本物に見られている人の事。

*7:狼の身内切り:人狼複数いる場合、吊られそうになった狼を吊る行動をすること

*8:1-1進行:状況を整理する最初として、占いと霊能をCOした人数を確認する。占い1,霊能1がCOしている場合が1-1。占い2だと、2-1になります

*9:両潜伏:人狼2匹が両方共潜伏すること

*10:ペグ:狼目線で占い騙り狂人が破綻していない状態のまま、真占いか狂人のどちらかを噛むこと。ベーグルが語源。ベーグル・ベグる・ペグると変化している

*11:PP:パワープレイのこと。基本的に狂人を吊ったら人狼が勝つ状態の事。通常時と違う対応が必要であり、それをしないと市民が勝てないので、市民側はPPの状態を回避する事が多い

*12:QS:クオリティスタート。野球用語で勝ち試合をちゃんと作れているピッチャーに対して使われることで、転じて、役職を全うしている。自分が使っているだけの用語

病む論

「ちょっと病みが深くなってね」

タチバナさんだった人がこう語っていた。

 

人間はいろいろなことで病む。

まぁ、病んでいても時間は止まらないから、病んでいないふりをして進む。

 

「ちょっと人生詰みかけてさ。まぁ、自分より厳しい世界を笑いながらクリアしてる人とかいるから、そこまで悲観的でもないのだけれど」

世の中の大義として病める話題を始める。

病む話題を選ぶことさえ、病む。

 

「結局、悩みの核の部分ってそう簡単に相談できないよね。」

相談する気すらないのだが。

 

 

まぁ、過去は変えられないのだから、明日からを頑張るしかないというのが、

きれいごとのようでいて、一番サプリメントになるのかもしれない。

 

そう思ってあの言葉を復唱すれば、感じる意味合いも違ってくる。

「「努力は必ず報われる。」」

 

 

何かに熱中している時間こそ、病みを忘れさせてくれるプラシーボなのだろう。

だとすれば、戯言を並べる彼女もまた、道化で人を救っているのかもしれない。

 

 

追伸

なんとなくアイドル現場に行くことが義務感になっているような感じがする。

 

DEEP GIRL論 搾取されている中でのコストパフォーマンス

DEEP GIRLという新しいアイドルの話題でもちきりという話。

 

 フジテレビ発のアイドルグループということで、いろんなグループがいましたが、ついにいわゆる「AKB商法」というか、それをこえた何かを提示しているグループになりました。

 まずは、このリストを見てください。

 

星1枚【握手会参加券】
星5枚【握手会にて写メを一緒にとります】
星10枚【あなたの為だけにムービーメッセージ送ります】
星30枚【ファンとみんなでカラオケ】
星50枚【あなたの為だけにお手紙書きます】
星75枚【一週間モーニングコールします】
星100枚【あなたの為に撮影会!手作りクッキーと一緒に】
星150枚【1時間長電話します】
星300枚【2人でランチ(耳かき付き)】
星500枚【2人でディナー(耳かき付き+プリクラ付き)】
星1000枚【2人で1日デート(都合があえば花火の日にでも)】
星2000枚【一緒に温泉旅行(注:混浴ではありません)】

 

 星というのは、デビューシングル1枚買うとついてくるアイテムで、それを使ってアイドルさんとこんなことができますよーというリストである。

 シングルは1枚税抜1000円。まぁアコギであることに変わりない世界の中で、どれくらいの価値があるのか?を考えてみた。

 

CD5枚 握手会にて写メ

 まず、よくあるチェキ系がなくツーショットで写真を撮る=写メになるそうだ。

 写メのほうが原価かからないのに高いというわけのわからない世界ではあるのですが、握手会が仮に15秒だとしたら、写メだからと言って30秒以上ということもないだろうと思うし、CD3枚分の価値がその写メに見いだせるかどうかというのは微妙である。ライトヲタを囲うべきレベル2の特典でも5400円という強気な設定はどうなんだろうかなーと思う。

 もっとも、握手会が全員握手で、写メも全員と!ということであれば7人組全員とツーショット写メが5400円という破格さあるのだが、もともとの企画も単推し向けっぽいし、なかなか厳しめの設定だなぁと。

 

CD10枚 あなたの為だけにムービーメッセージ送ります

 ムービーメッセージ。いったい何分のものなのかわからないが、1分のムービーメッセージに10800円というのは写メを超えてお得感がない。これから行く地下のアイドルさんは事前予約でメッセージくれるとか言ってるしね。

 現場いけるなら10回の握手撮るし、行けないのに10積みはシンドイので、星システムなら5、もしくは通算15回握手の特典とかのほうがいいような気がする。


 CD30枚 ファンとみんなでカラオケ

 ざっくりいえばオフ会みたいなものなのだろうか。32400円で参加できるカラオケ会という話になっても、ちょっと手が出ないなーと思いつつ、ムービーメッセージと違うのは、このカラオケがアイドル1人にファン数人というタイプだったら、ほかのもっとおいしい使い方をするヲタを横目に32400円で30分から1時間くらい、アイドルと1vs1のカラオケタイムが楽しめるのではないか?と。1時間のカラオケデートであれば、30回の握手を超える価値が出てくるかもしれない。


 CD50枚 あなたの為だけにお手紙書きます

 BiSの時に東日本車中泊ツアーに3か所参戦してお手紙をもらいました。

 その際にトータルで使ったお金が11万くらいで、この中にはツアーの特典会で使ったCD代も入っていますし、3回のライブは最高だったうえに、途中2日くらいは普通に友達と遊んでる日とか含まれています。

 それと比べて64800で手紙だけもらってもなーという感じはします。ムービーメッセージと手紙は通算枚数でもらえるようなものじゃないと、ちょっとレギュレーション辛いですよね。


CD75枚 一週間モーニングコールします

 81000円というコスパの前にお金を用意するのが大変な世界に突有してきましたが、アイドルからのモーニングコールが1回11600円くらいで受けられるそうです。握手11回とモーニングコール1回と考えると、ここまでのレギュレーションの辛さを踏まえればなかなかのサービスではないかな?という気もしますが、まだまだ握手券でいいような気がします。


CD100枚 あなたの為に撮影会!手作りクッキーと一緒に

 108000円。1回の握手が10秒だとしても、17分くらい握手できる券の変わりに、クッキー付きの撮影会だそうです。どれくらいの時間の撮影会かはわかりませんが、30分くらいの撮影会だったらようやく握手券と比較できるサービスになってきました。

 普通の撮影会定員一名で探したところ、4時間4万円というのがあったので、まぁ握手券のほうが強い印象。

 

CD150枚 1時間長電話します

 3600/150=24秒。握手券を150枚出しても1時間は握手できないだろうという推測から、初めて量的に握手券を上回るコースが出てきました。

 さすがに16万超えているので、もっと何とかしてやれや!という感じは否めません。

星300枚【2人でランチ(耳かき付き)】
星500枚【2人でディナー(耳かき付き+プリクラ付き)】
星1000枚【2人で1日デート(都合があえば花火の日にでも)】

上から推定時間(45分、90分、360分)を握手券で割ってみました。

2700/300=9

5400/500=10.8

21600/1000=21.6

自分の推定時間ですが、1日デートは6時間もあるのでさすがに1握手21.6秒換算になるものの、そもそも108万あったら安い車買えますからね。さすがに暴利をむさぼりだしている感。吹っかけられている感はあります(もっとも、握手1回で15秒とか暴利むさぼられてますが)


 星2000枚【一緒に温泉旅行(注:混浴ではありません)】

 そして、最後に温泉。216万の見返りが温泉旅行ですからね。。。

 ぶっちゃけ同じくらいのお金をAKBの総選挙にぶっこめば、推しの人生少し変わる&3.5時間は握手できるので、それと比較してお風呂別の温泉旅行とかないわー。

 

結論

AKBの総選挙は周りが言っているほどアコギでもない。アコギだけど。

絵恋論 地下に生息する天才達

 地下アイドルという表現が個人的には好きである。

 受動的な生活を営んでいても情報の入る地上アイドルと違い、足を踏み出してみないとわからず、だからこそある程度の無理も出来る特異空間。

 そんな、地下に生息する天才の一人、絵恋ちゃんの話をしてみようと思う。

 地下アイドルの多くは地上アイドルの二軍である。
 本当に力が無くそこに居る所もあれば、力はあるけどチャンスに恵まれて無い人、野球の二軍のような素質はあるけどまだ認知されてないアイドルも居る。
 メジャーと地下の間で明確に差が出るのは運営の資金力、特にフローの力強さくらいで、後はメジャーの方が弱点が少ないイメージ。

 逆を言えば、何か尖っているアイドルさんは結構いる。絵恋ちゃんも、そんな尖ったアイドルの一人である。

 絵恋ちゃんのライブは、一言で言えば分かりやすい。多少疲れてても絵恋ちゃんのMCは何を言っているのかが分かる。
 多分、会話のどこかが聞き取れ無いと文脈をつかみ損ねるような話をしていなくて、ふわっと聞いていても意味の分かる、質のいい日本語を使っているからじゃ無いかと思っている。
 アドリブなのに、日本語が変でWordのイルカが出てこ無いイメージ。

 じゃあ、その質のいい日本語でどんなことを言っているかといえば、主にヲタクをディスり、自分をディスる

 5.2のライブでは、昨日ディスりすぎてネットで叩かれたのでディスらない宣言をし、曲がかからなかったPAさんもディスらないよーとフォローして笑いを取っていた。
 曲中もケチャしながら突進してくるヲタ達を見て、これが地獄絵図だなぁみたいなことを言うし、認知を欲しがるヲタに対して、自分のエピソードを交えながら、『なので、私の物販で絵恋ちゃん俺分かる?みたいなことを言わないでください』など、フリオチが効いてるので、聞いてて気持ちのいい茶々を入れてくる。

 前出のPAさんディスらないパターンに至っては、そこでかけた曲が『社交辞令』を連呼する歌であり、トラブったスタッフさんへの怒ってないなんて嘘みたいな流れは、アクシデントでさえ台本なんじゃないかという綺麗すぎる流れ。


 さらに、社交辞令だったり、就職しないと!など、社会に馴染めない感じの面白い楽曲は絵恋ちゃんが作っているらしく、自作の歌とキャラクターがしっかりしていて、前のアイドルがどんなアイドルでも、一気に絵恋ワールドを展開し、短い時間でもしっかり仕事して帰っていくところは本当に天才的だと思う。

 なかなか見る機会はない人も多いと思いますが、イベントに絵恋ちゃんの名前があったら、とりあえず見てみると、面白くて、なかなか地上じゃ見られない感じはオススメです。


 さらに、もう一つ絵恋ちゃん凄いなーと思ったエピソードがあります。
 5.2のライブ物販。いろんな人も良かったなーとDD決め込みながら、絵恋ちゃんの物販にならぶと、売ってるCDの楽曲リストに目が行った。
 売ってるCDに入ってる楽曲リストでさえ無いアイドルが普通の中、この楽曲リストに『今日やった歌はコレですよ』とチェックが入っていた。
 大層な努力というわけでは無い。
 しかしながら、この小さなホスピタリティーが、ライブでこの曲面白かったから音源欲しいなと思った時に、どれを買えばいいか分かりやすいし、このきめ細かやかなサポートは本当に買う側のことを考えてるんだなあーと思った。
  ステージから物販でのチェキ交流に至るまで、ヲタクへのディスりと手厚いホスピタリティーを欠かさない絵恋ちゃんワールドの完成度。一度ご賞味あれ。

追伸
 この人が普段は普通にレジ打ちのバイトをしてるらしい。
 怠惰なメジャー運営は絵恋ちゃんのホスピタリティーに心を打たれてアドバイザー。いや、師匠として雇うべきだ!