あきさんの異常な提案

ダイバーシティのある生活を提案する人のダイバーシティの無い提案。

ヌメロン 第14回大会のメモ。

久々のヌメロン。自分で考えてみたのを乗せてみた。
間違ってたら許してください><

 

(以下、敬称略)

 

第1戦目 田中vs藤森

 

田中 160 0-0

 0-0スタートで有利と言われますが、パターン自体は、 7x6x5の0-0に対して、6x7x6の0-1。約分して5:6なのでほとんど進んでいない。

藤森 715 0-2

 スタートで0-2。6x7まで絞れる。「後手番は半手不利」と言われる中、0-0,0-1に対して1手先んじれる0-2を引けたことで、残りパターンを約分すると5:1と大きなリード。短期決戦の様相を呈する

田中 457 2-0

 0-0で3つ数字を切れる状態で、2-0を引く。0-0→2-0は3x4まで絞れている状態。残りパターンを約分すると2:7と、逆に大きなリードを築く。

藤森 826 0-1

 0-2を引いても、入っていない数字で残りの1つを洗う戦法。0-2→0-1で6x7の7の部分を2パターンに絞り込む。これが0-0だった場合、6x4となる為、この場合の0-1は完全に進んでいる良い手。互いに12パターン同士。

田中 357 1-0(HIGH LOW LHH)

 ここでHIGH LOWを使う田中。12パターンから、6パターンに絞り込む。一般的にLOWナンバーは1枚というパターンが多いが、LOWナンバー2枚で2パターンに絞り込めるのを狙ったのか?

 仮にここでTARGETを使っていた場合、457のコールした物か、2389の未コールを選ぶかで異なるが、コールした物なら、4or8、未コールなら1or9パターンに絞れる。

 HL:6パターン、コールTARGET:1/3で4パターン・2/3で8パターン、未コールTARGET:1/4で1パターン、3/4で9パターンなので、それぞれの確率は1/6,1/6,13/36。一発で決めるなら未コールTARGET。

 TVでの解説にあった「75A」のような1手損して次に確定させる方法は、1-0:35(8or9)の2択、1-1:(2or3)57の2択、1-2:A57の1択と絞れる為、次のターンで勝利確定になる。先手番を生かした作戦の1つ。

藤森 527 1-2(SLASH 5)

 715の0-2、826の0-1で作られた6x2のパターンをSLASHで切り崩す。難しい分可能性を一番絞れるSLASH。SLASH5なので、0-5,1-6,2-7,3-8,4-9の5パターン。0-2,0-1から0,3,4,9が無い為、1-6か2-7のどちらかに絞れる。

 1-6なら、561,651。2-7なら257,572の4択。

 561なら、3-0,1-2,0-1,1-0と完全に分かれる(検証していないが、他でも1択にできる)のだが、527とEATしない2を入れてのコールで257,572の2択になっているあたり、SLASHのむずかしさがうかがえる。

 もっとも、相手手番で防御アイテムを使わなければ66.6%で負ける状態。勝負のターンだったのではないだろうか?

田中 497 1-1(TARGET 8)

 ここでTARGET。パターンは257,487,497,458,459の5パターンが残っている為、HIGHナンバーの残り8,9の使われている方を当てれば勝利*1という1/2の勝負へ。

 1/2で敗れ、再度1/3の勝負をするも敗れる。ターン開始時67%で勝利があったものの残りの33%を引く。

藤森 570 3-0(CHANGE xxL,TARGET 3)

 ここのCHANGEが悪手である。相手は257,572で迷っている為、xHxの形でチェンジするべきだった。xHxであれば6パターンであるが、xxLでは4パターンに絞られてしまう。4パターンからTARGETを絡めて、50%の勝負を挑まれ田中の敗北。

 

 先手0-0,2-0=12パターンという好形から、相手防御アイテムなしにもかかわらず2ターンで仕留められなかった詰めの甘さはあった一戦。

 

第2戦目 中田vs田中

中田 167 0-1

田中 167 0-1

 初手は0-1同士のイーブンですが、Lostナンバーと先手分中田有利。

中田 796 1-1(HIGH LOW HHH)

 0-1からのHHHで5x4x2に迫る。9の使用が確定し、6か7、5か8の数字自体は4パターンまで絞れる。

 796を軸に考えると、7(5,8)9,9(5,8)6,69(5,8)の6パターン

田中 806 2-0

 0-1からの2-0。80(1,7),8(2,3,4,5,9)6,(2,3,4,5,9)06と2手目で12パターンまで迫る。アイテムが無いものの、ほぼ互角まで迫る。

中田 695 0-2

 1/6で決めれる数字をコール。69(5,8)がカットされるも、7(5,8)9,9(5,8)6の4パターンが残る。A(B,C)DorD(C,B)Aなので、DOUBLEで終了。

田中 836 0-3(中田 SHUFFLE 836->683)

 ここでシャッフル。1/12まで迫っているが、数字のパターンも12パターンの為、シャッフルで完全に6倍の72パターンまで盛り返す。盤石の体制を敷く。

 結果論だがここで1/12を引き当てていたのでSHUFFLEしないと負けていた。

中田 986 3-0(DOUBLE)

 カットされている部分が多いが、結構見どころのある良い引きがあった試合。

 

第3戦 中田vs藤森

中田 591 0-2

藤森 639 1-0

 0-2 vs 1-0の比較。6x7の0-2に対して、3x7x6と3倍のパターンが残る1-0。数字の絞り込みでパターン数自体は大きく減っていくが、手数としてはパターン数ほどの差は無い印象。

中田 059 1-1

 数字を絞ってきた2手目。ABC,DABというずらしだが、ACD,BCDのように3つ出尽くしたか、ABEの様にもう1つあるのか?が絞れない。位置はほぼ特定できているが、1つ空いたスポットがあるEAT先行で難しい。

(015,109の様に3つ出ているか、95?と?に数字がいくつもある状態)

藤森 720 2-0

 一方の数字を絞らない2手目。ここで2-0を引いたので、3択。アイテムも相手なし。こちらがシャッフルで完全に後手不利を覆す。

中田 307 1-0

 EAT先行の為、ラスト1つの数字を絞りに来ているが、0を絡めてしまい3,7の使用が確定していない。悪手。

藤森 730 3-0

 3択を引き当てて終わり。中田さんのずらしがEAT先行で厳しかった中、2手目の2-0がズバッと突き進むラッキーさのある試合。

 

第4戦 平子vs劇団

平子 908 1-1

劇団 610 1-0(SLASH 6)

 SLASH 6で610の1EAT。

 6-0が無い為、EATは1か6。1なら7の使用、残りが2,3,4,5という8パターン
 EATが6なら2-8,3-9が残って4パターン。合わせて12パターン。

平子 109 2-0(HIGH LOW LLH)

 追いつく為にHIGH LOW。1-1と絡めて、L09,0L8の8パターンと逆転。2-0の為、209,309,409の3択まで追いついて逆転。

劇団 517 3-0(TARGET 9)

 TARGETを使用。SLASHを3-9とした9の芽をつぶし、残り10パターン。1-7の線を追う事で、1-1でも71x、2-0ならx17、0-0なら628or682とバランスが取れる方を進んだら3EAT。先行された展開をひっくり返した感じに。

 

第5戦 平子vs筧

平子 918 0-1

筧  507 1-0(HIGH LOW HLH)

 ロストナンバーのある平子にHIGH LOWで一気に5x4x4とパターンを絞る。1つEATしたが、あまり進まず。

平子 235 1-0

 新しい数字を3つ入れて1-0。3x3x4x6と、筧のパターン数に追いつかず完全に一手負ける展開。

筧  628 1-0

 新しい数字を3つ入れて1-0。EATがHIGH,HIGHなら5L8,6L7。どっちかLOWなら609,908,729,925だが、使われている可能性のある数字が多くTARGETに向かない展開。アイテムとのバランスが悪い。

平子 695 1-0(TARGET 9)

 TARGETで10の位の9を当てる。2ターン目のEATも2or5となり、残りの数字も4種類と8パターンまで一気に絞るも、コールは裏目。コールした段階で29(0,4,7)の3パターンに絞り込む

筧  637 0-0

 12分の1だが、TARGETを使ってHIGHの2つの数字を当てられる状況ではなく、1発に掛けて勝負。6パターンに絞り込める。

平子 294 3-0

 3パターンから3EATを引く。ちなみに、セオリーなら297にする所。CHANGE xHxでももう少し粘れた感じはある。

 

第6戦 筧vs劇団

筧  520 1-1

 ロストナンバー2つを背負ってのスタートだが、1-1を当てる。3x2x7=42パターンへ。

劇団 320 0-1

 Lost2,4の内の2をい、0-1を引き当てる。0か3のどちらが使われているか?

筧  230 0-2

 ずらしてEATが減る。移動していない0はEATではない。3戦目の中田さんと近い絞り方。0,2,xのパターンか、235,035を使うパターンか。

劇団 597 0-0

 使っていない数字が5つと言っている。(0,3)(1,6,8)(1,6,8)と12パターンまで数字の使われ方が決まる。

筧  794 0-0

 0,2,xのパターンを枝を刈る形の0-0。xに入るのが1,6,8の3つまで絞る

劇団 086 0-2

 何も確定しない一手。0が使われているとすれば真ん中確定だが。

筧  028 0-0(TARGET 3)

 TARGETの3は空振りだが、021,026,028と3パターンまで絞る。1/3には失敗したが次のターンは2択。

 

劇団 563 0-0(CHANGE Hxx)

 CAHNGEで数字を変えられる。HIGHだったため、元々6,8のどちらかが入っていた事が分かる。先頭の元々の数字も分からない上に、残りのどちらに0,3が入っているかも分からないという完全に読み切れない展開。

 563で0-0を引いた為、0が10の位である事が確定。末尾は1か8になり、先頭が7,8,9になる。808は当然無い為、701,801,901,907,908の5択へ。

筧  260 3-0(SHUFFLE)

 2パターンに絞った物を12パターンまで広げるが、1発で仕留められる。プレーオフへ。

 

決勝 藤森vs劇団

劇団 2314 2-1(HIGH LOW)

 先行HIGH LOW。LLHLからLを4つコール。HIGH LOWを使った段階で
5x4x3x5に絞れているが、2EATしたことから、23H1,21H4,13H4の12パターンまで絞っている。=1の使用と0の未使用も実は確定している。2,3,4がBITEの場合、他に行くところが無い為。

藤森 5891 1-1(HIGH LOW)

 後手もHIGH LOWからスタート。HHHL。LOWがロストナンバー0,2がある。こちらは1-1スタートの為、絞り込みはまだまだ難しく一歩出遅れている。

劇団 5976 0-1

 2ターン目ではHから4つ。5,6,9のどれかがハイナンバーという事が分かる。あと9パターン。大きく先行しているため、確実に削る作戦。

藤森 5021 0-1

 0と2がロストナンバーで、1がBITEすることは無い為、5のBITEが確定。また、1ターン目のEATが8か9である事が分かる。

  A.H8HL,HH9L

  B.Hは5-6,5-7の組み合わせ。

  C.Lは3か4。

 と3つのルールが分かり、組み合わせは2x4x2の16パターン。一気に追いついてきた。

劇団 9526 0-2

 16パターンまで追いつかれているが、まだ先行しているため、9パターンから2の使用を確認し6パターンへ。

藤森 7564 1-1

 EAT位置が分かる8,9をコールせず、位置不定の567にローナンバー4を合わせるコール。

 2個の為、5-6か5-7の組み合わせしかなくなり、末尾は3で確定。
 7853か6593の二択になり、ついに逆転。

劇団 2361 1-1

 6パターンから、4と6の使用を確認する。結果、4の使用と6の不使用が分かり、2と4が使われている事から、2154,2194の2パターンまで絞れるが、ここで完全に追いつかれる。

藤森 7853 4-0

 2択まで来ているものの、確信があまりなく勝利した印象。

 自分自身の状態調査と、1-1くらいの組み合わせで4桁は買ってしまう為、予選は防御アイテム中心に戦い、HIGH LOW+TARGETで決勝を戦えると、劇団ひとりは1手得してたんじゃないかなーと思われる。

 12回大会以降のアイテムルールだと、どちらかと言えば腐りやすいDOUBLEを予選で使って勝てるか?という所もあるような気がする。

 予選:SLASH,DOUBLE,CHANGE

 決勝:HIGHLOW,TARGET,SHAFFLE

 という布陣が一番じゃないかなーと。

 

 

*1:攻撃アイテム使用後の防御アイテム使用は不可