あきさんの異常な提案

ダイバーシティのある生活を提案する人のダイバーシティの無い提案。

はるかぜちゃん。

岡田斗司夫ゼミにはるかぜちゃんが出ていた。

元々は、すぐ泣く子役「春名風花」として名前が売れ、
ほぼ同時に、Twitter上で正論を言う9歳の子「はるかぜちゃん」としてブレイクした。

その春名風花さんを迎えて1時間半トークをしていた。
迎え撃つは屁理屈の化身岡田斗司夫

声優にとって必要なスキル。

しっかり見たのは40分から80分あたり。
声優としての能力を上げれば声優として仕事ができると思うはるかぜちゃん。
それに対して、ホリエモンアニメプロジェクトにもあるように、声優としての能力を上げることが出演の絶対条件じゃない。そして、声優という仕事自体は需要と供給のバランス上マイナスの収入でする仕事だという考え。

仕事がなければ作ればいい。

アニメを作る上で、声優さんをこの人にして、それでDVDが売れて。事実は必死な数字の世界だ。だから、はるかぜちゃんに入っていく隙間というのは、他の声優を目指している人とくらべて、広くても数倍くらいしか無い。
しかし、すでにはるかぜちゃんには数倍以上の武器が有る。だから仕事を作ればいいという岡田斗司夫に対して、それは封印したというはるかぜちゃん。

仕事を作る仕事をしている人間。

とりあえず、手書きで簡単なのは作れるとして、「エヴァ」「かぐや姫」「鷹の爪団」を提示する。鷹の爪団はエポックメイキング的にコストの低い作品だ。とにかくアニメの枚数としてのコストが低いのだ。それだったらできるんじゃないか?。
概算で500万円は必要と言って、どうにもならないというはるかぜちゃん。しかし、相手はオネアミスの翼を作った人間だ。説得の脚が早くなる。

掛け算で生まれるビジネス

500万円を作るネタ数については悪魔のごとく思いつく岡田斗司夫
1人✕500円だったり、1000人✕5000円だったり。メルマガで1000人✕500円✕10ヶ月なんて事も言ってみたり。
様々な手で500万の可能性を産み出しながら、どきどきしてしまうはるかぜちゃん。

すでにゴールにいるはるかぜちゃん。

すでに何らかの形でアニメを作る事ができるはるかぜちゃん。
彼女が居る所はすでに「声優になりたいという夢」を叶えるステージで言えばゴールであり、まさに「声優」のスタート地点に立っているのだと思う。
しかし、彼女は本当にただ声優としての表現で終わらず、「自分の世界観を表現する」という声優さんになっていく、いわゆる舞台座長のアニメ版みたいなものになっていくのではないだろうか。

いつか、「ちーむはるかぜ(ω)」なんてのが出来たりして。楽しみです。

 


しかし、ラストに告知を読むはるかぜちゃん。
ゴットタンでスピードワゴン小沢さんを追い込んでた時のような細い声じゃなくなっていて、本当に自分が言うように声量が上がったんだなぁとしみじみ。