今、敢えて問おう
最近、◯週間で簿記2級を取りました系のエントリーが増えている。
そういう中で「財務諸表が読める」という事をアピールする本文と、
「財務諸表が読めないだろ」という不毛なコメントの争いが多い。
はっきり言って、簿記2級じゃ財務諸表は読めない。
財務諸表の読み方の本が読めるのだ。そして、それは簿記3級で十分である。
じゃあ、何がいいのか?
1つ目は工業簿記だ。工業簿記=原価計算というのはどんな仕事でも役に立つ。
プレゼンで「この案を採用することによって◯円安くなります!」みたいな話をする時に、実務的には簿記1級やら会計士試験やらそれ以上のレベルが必要ですが、その基本的な考え方は簿記2級の工業簿記とも言えます。むしろ、そういった応用に簿記2級が使えるようになりましょう!
2つ目は本支店会計だ。複数の会計単位を揃えるという訓練は意外と役に立つ。そしてそれが出来ない人間も多い。何を内部利益として控除して合算するのか?というのは結構いろいろな仕事で使えると思います。
3つ目は複式簿記だ。3級からやっていることでも有るのですが、複式簿記というのは、応用性の高いフレームワークの1つだと思います。この考え方というのは色んな所で応用が効きます。
私自身は9月からネトスクで1級挑戦して歯が立たなかったので、
今週くらいからTACのスッキリか教科書に移行して2月の全経上級に挑戦してみようと思います。とおるはボリュームがすごすぎて><